Komatsu's diary

ノアの箱舟に乗ったのは、わずか勇敢な8名だった。

僕と祖母と砂時計

人類は、時間を砂に見立て、

砂時計というものを作りました。

 

上の砂は残り時間、

下の砂は過ぎた時間です。

 

人生の砂時計⏳の中に砂を入れたら、

その量は変えられません。

 

だけど、面白いのが、

この砂の【 色 】は、変わるって話です。

 

僕の母方の祖母は、

50年間居酒屋を経営していました。

 

祖母は、僕が高校1年生の9月5日に

亡くなっています。

 

僕がこの日を鮮明に覚えているのは、

この砂の【 色 】が変わった瞬間に

遭遇したからです。

 

祖母が息を引き取り、

病室で2人きりにさせてもらった時、

1つ僕が望んでいたことを思い出しました。

 

『都会で大学生になって、帰省したら、

ばあちゃんの居酒屋に行って、

カウンター席でお酒を飲みながら、お話をすること』

 

そう。僕は勝手にこの未来を想像していました。

しかも、その未来は、絶対にやってくると

疑わずにいたんです。

 

でも、その未来は、絶対にきません。

 

これに気付いた時、

未来に落ちる残りの砂の【 色 】が

変わってしまいました。

 

後悔しているか?と聞かれたら、

もう後悔はしていません。

むしろ、感謝しています。

 

時間の大切さを

おばあちゃんが生きた人生を通して

思い出させてくれるからです。

 

ありがとう。おばあちゃん。